ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社

【ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の子会社】
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の100%子会社としてMVNE事業を運営しております。従来のMVNEサービス に加えIoT向け通信サービスのニーズが高まる中、IoT通信領域での事業を拡大、発展させていきます。

【事業内容】
同社は以下の2つのサービスを運営しています。
・MVNE事業。MVNO事業者にシステムや業務の支援を提供
・IoT 通信事業。IoTサービス事業者向けにモバイルコネクティビティを提供

MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)事業：いわゆる格安SIMなどとも呼ばれるMVNO(Mobile Virtual Network Operator)を行いたい事業者に対して、通信システムや業務（継続課金、SIMの配送等）の仕組みなどを提供する事業です。自社でそれらの仕組みを構築することなくMVNO事業を行うことができるようになります。

IoT通信事業：IoTサービスを提供したい事業者に、通信サービスや回線管理、継続課金等のシステムや仕組みを提供するものです。製品やアイデアはあるが、通信やサービスのノウハウがないという事業者が、今後大きく成長するであろうIoTサービス市場に参入することを強力に支援します。
・『MEEQ』法人向けIoT通信回線プラットフォーム

【設立背景】
同社はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社より、2019年5月1日付にてのMVNE事業に関する権利義務を継承する形で誕生いたしました。事業開始は2013年4月、パートナー事業者のニーズに合わせた柔軟な価格体系とサービス設計により、競争力のある事業参入をサポートしてきました。また今春には、トリプルキャリアに対応するなど順次サービスを拡充してまいりました。昨今、従来のスマートフォン向けを中心としたMVNEサービスに加えて、IoT向け通信サービスのニーズが高まるなか、IoT通信領域での事業を拡大し、MVNE事業の更なる発展を目指しています。

【サービスの魅力】
SIMカードを用いてLTE/3G回線を利用し、「モノとモノ」「モノとヒト」「モノとクラウド」「モノとサーバー」をネットワークで繋ぎ、様々な情報をやりとりすることを可能にするソリューションや、セキュアなサービスを可能にする「閉域」等、通信に関わる悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。昨今、注目されているIoT/M2M領域では『太陽光発電』『農作物の貯蔵』『バス/タクシー配車管理』『水処理施設』『スマートメーター保守』『勤怠管理』等に技術が活かされています。トリプルキャリアを扱える数少ない企業であり、他企業では経験が出来ないソリューションが提供できます。

【今後の展望】
今後は大きなメーカーなどでも、IoTサービスの事業部が必要になります。ところがIoTサービスを展開する際は、揃える必要のある条件ーー通信コネクティビティ（接続性）や電気通信事業者の免許など、膨大にあります。
同社は単に通信回線を提供するだけではなく、当社の強みを生かし、企業の課題を解決するご支援を通じて、価値の高いサービスを提供してまいります。

多くのMVNO事業者様向けバックエンド、様々な商品に組み込まれたIoT通信サービスを実現するネットワークインフラを設計・構築・運用していただきます。
Cisco、 Juniper、 Arista、Nokia 等のメジャーな通信機器から、自社開発の Radius、PCRF まで、通信事業者としての大規模ネットワークインフラに取り組むことが出来ます。
ソニー独自のLPWAサービスELTRESの展開も進めており、グローバルなネットワーク事業にも参画していただけます。またAIを用いたトラフィック予測も行っており、AI利用技術の習得も業務を通して可能です。

【開発環境】
Cisco、Juniper、Arista、Nokia 等通信機器、LTE/5G等のモバイル通信、LPWA

以下いずれかの分野で実務を1年以上必須
・モバイルネットワーク
・IPネットワーク